◆ 本園の教育理念および教育目標 ◆
本園の教育理念
「ナンバーワンよりオンリーワン」
教育目標
「知恵のある子を育成する」
― 豊かな感性と創造力そして、困難にめげない逞しい力を身につける ―
(1) よく見、よく考え、成し遂げることが出来る子
(2) 報恩感謝の気持ちを持ち、やさしく思いやりのある子
(3) 自らよくあそび、よく学べる子
(4) 身の周りの事象に感動できる子
教育目標の重点
・ すすんであとかたづけができる子
・ 友達やものを大切にする子
・ 素直に感動する事ができる子
・ 何事にも喜びや楽しみが見出せる子
・ 働く喜びが感じられる子
・ 問題を的確に捉え解決する方法を考えられる子
・ 自ら何かを作り出そうとする創造力豊かな子
・ 何でも自分でできる子
・ 心も身体もじょうぶな子
・ トライ&エラーしながらあきらめずに頑張ることができる子
教育課程の具体的な取り組み
- 人との関わりの第一歩であり日常生活の基本である、あいさつやマナーなどをしっかりと身に付ける。
- お釈迦さまのお誕生日「花祭り」、親鸞さまの「報恩講」など宗教的な行事を通して友達や周りのもの全てに対する報恩感謝の気持ちを育てる。
- 英語・パソコン・マーチング・野菜作り・クッキング・相撲・スキー・サッカー・スイミング・書道・古典文学を取り入れるなど本園独自のユニークな保育を実施し、どんな活動も「楽しい!」と感じることができるようにする。また、興味・関心の幅を広げ、ひとり一人の得意分野を見出して自信を持たせるようにする。
- 園周辺(寺の境内)や万世セミナーハウスでの豊富な自然環境のなかで四季の移り変わりを感じながら豊かな感性を身につける。また、様々な生き物の生活を目の当たりにして科学の眼、観察眼を養う。
- 衛生的で居心地のよい空間のなかで、十分に自己発揮できる環境を整える。(エレベーター、床暖房、多目的ホール、広い玄関)
- 万世セミナーハウスを利用した生活体験保育(野菜作り)のなかで、労作の素晴らしさ、自然の偉大さを知る。
- 社会の事象に関連する活動をタイムリーに取り上げることで、自分を取り巻く様々な事柄に目を向けることができるようにする。
- 万世セミナーハウス、YYステーション(平成14年度開設)本園(体育館、相撲場、広いグラウンド)において優れた身体バランス感覚を養う。
- 友達との関わりの中で、自ら考える力、問題解決能力を養う。
幼稚園の教育とは・・・
幼稚園の教育の基本は「遊び」です。遊びは楽しみや喜びに満ちています。子どもは自発的、主体的に遊ぶことにより心が開放されています。おとなの常識にとらわれない純粋で自由な想像力に支えられています。友達の存在を知り、知識では身につきにくい友情や 優しさや正義感やいたわりを覚えます。遊びは学びの力も培っています。何よりも生き生きとした自分探し、自分作りができます。遊びは、一人遊びから仲間遊びへ、ルールのある遊びへ、構成的な遊びへと質を変化させ、人と人との関り、社会性が育ちます。このように遊びは子どもの全人格を丸ごと育んでくれます。
子どもの教育で大切なものの?つに「感動」があります。特に自然からうける畏敬の心は幼児教育にはなくてはならないものです。大人は気付きにくい地べたの虫、木々の間の鳥のさえずり、風の音、 鮮やかな花々、子どもたちは五感を限りなく働かせて様々に捉えています。本園は周辺の自然をもまた大切な教育資源と認識し、園外保育をダイナミックに展開しています。未来で活躍する子ども達の人生の基礎作りに全数職員が心をこめて取り組んでいます。
遊びをせんとや生まれけむ
戯れせんとや生まれけん
遊ぶ子どもの声聞けば
我が身さへこそ動がるれ 『梁塵秘抄』
米沢幼稚園のあゆみ
昭和16年、井上浩氏は、浄土真宗大谷派開教師として支那北部に従軍時、孤児の保護と保育に専念した経緯があり(右写真中央:井上浩氏)、 昭和26年、戦後社会の要望に応え、宗教教育の人間成就の重要性と役割を鑑み、浄土真宗大谷派長命寺住職 井上浩氏が宗教法人長命寺付設米沢幼稚園設置を決議しました。
(長命寺は、中興とされる善乗が上杉景勝に従って、越後から会津を経て、米沢に移り、文政元年(1818年)に本山掛所御坊に定められた浄土真宗大谷派の寺であります。長命寺本堂は、明治10年(1977)に上杉家から謙信御堂が払い下げを受けたもので『上杉謙信公位牌(不識院殿前関東管領権大僧都法印真光謙信神儀)』が奉られております。
http://www.choumeiji.or.jp/)
昭和27年に宗教法人米沢幼稚園を長命寺本堂にて開設し、初代園長に井上浩氏が就任しました。昭和53年には宗教法人立より学校法人立に移管し、現在の学校法人興譲学園米沢幼稚園となりました。学校法人化に伴い施設設備等の充実に精進努力してまいりましたが、主眼とする「自由闊達な保育」の願いは、子ども一人一人の存在の賞賛、つまり仏教の精神「天上天下唯我独尊」に他なりません。この物質的に豊かな社会の中で精神的に枯渇した悲しい事件事故が多発しておりますが、こうした時代であるからこそ宗教教育を通した真の精神教育が必要であると考えます。宗教教育と申し上げましても宗教とは教え込むものではなく生活習慣の中で、祈り、感謝、悦び、慈悲、信頼、協調、創造・・・一人ひとりが個々に感じ取るものであります。自然の感化により得た信念は偉大な力となり人間形成の源泉となることでしょう。
本園は今年で60周年を迎えますが、『食育』『子育て支援』『スキー保育』『英語保育』の各分野におきましては文部科学省教育改革推進モデル事業の指定園として、保育内容の充実、保育内容の向上のために日々研究しております。卒園された方は3,000名を越え、親子3代に亘っております。卒園児たちが皆社会の各方面で活躍していることは、心強い限りです。これからも日々の保育の中でよりよい人間形成の基礎をはぐくみながら、常に情報を発信し続ける幼稚園として努力、精進してまいりたいと思います。
沿革
昭和23年(1948) |
宗教法人長命寺立仮名「米沢幼稚園」設立草案作成 |
昭和24年(1949) |
本山宗務所伺並・役員会にて設立決議案上程 |
昭和25年(1950) |
「宗教法人長命寺立 米沢幼稚園」設立準備委員会発足 |
昭和26年(1951) |
井上浩初代園長に就任 |
昭和27年(1952) |
新園舎ホール・現教室完成 |
昭和28年(1953) |
第1回卒園式・グランド整備 |
昭和29年(1954) |
教室増築 |
昭和36年(1961) |
創立10周年記念式典 |
昭和45年(1970) |
3教室増築、管理棟―2室 |
昭和46年(1971) |
創立20周年 |
昭和52年(1977) |
教室増築 |
昭和53年(1978) |
学校法人興譲学園米沢幼稚園に移譲井上チウ園長就任 |
昭和56年(1981) |
創立30周年記念ホール・ポーチ完成 |
昭和58年(1983) |
相撲場完成(長命寺鐘楼堂寄付)・神来関来園 |
昭和60年(1985) |
リトミック教育導入
45年建設の3教室解体
鉄筋コンクリート造総二階本館建築(総タイル・レンガ) |
昭和61年(1986) |
井上薫氏、理事長に就任 |
昭和62年(1987) |
万世セミナーハウスオープン・西階上教室完成 |
平成3年(1992) |
創立40周年記念式典 |
平成4年(1995) |
山形新幹線開通記念マーチング |
平成7年(1997) |
西階下教室「きらきらルーム」完成・相撲場グランドに移動 |
平成9年(1998) |
蓮如上人500回忌御遠忌御待受法要 信明院御来寺
第2第4土曜日休園制導入 |
平成10年(1999) |
多目的ホール(ブルーリボン)完成(50周年記念として) |
平成12年(2000) |
太田ライブラリー設置(太田勝雄氏より寄贈)
大型TV&ビデオデッキ(金子信弘氏より寄贈) |
平成13年(2001) |
BS内蔵TV&デッキ(我妻秀二氏御夫妻より寄贈)
シートン動物記ビデオ(荻原芳彦氏御夫妻より寄贈)
50周年記念式典 |
平成14年(2002) |
文部科学省教育改革推進モデル事業『子育て支援事業』
テーマ館開設(あら町通り)・駐車場開設
米幼ホームページ開設 |
平成15年(2003) |
井上薫園長 教育功労賞受賞
文部科学省教育改革推進モデル事業『子育て支援事業』 |
平成16年(2004) |
文部科学省教育改革推進モデル事業『食育』 |
平成17年(2005) |
文部科学省教育改革推進モデル事業『食育』
ビデオデッキ設置(菅野氏より寄贈) |
平成18年(2006) |
文部科学省教育改革推進モデル事業『スキー保育』
スキー道具一式60台購入
園正面大看板設置
園バス(赤ワンタバス)購入 |
平成19年(2007) |
文部科学省教育改革推進モデル事業『英語保育』
絵画寄贈(高森務氏より)
園バス(オレンジワンタバス)購入 |
平成20年(2008) |
昆虫教室開催(昆虫写真家海野和夫先生) |
平成21年(2009) |
長命寺能 『羽衣』 開催
AED導入 |
平成22年(2010) |
親鸞聖人750回御遠忌御待ち受け法要御来寺
グランド・相撲場改修工事(表土すきとり及び山砂敷込)
『寺子屋長命寺』開所(小学4年生まで)
フェンシング道具一式28セット購入(防具・プロテクター・剣) |
平成23年(2011) |
60周年記念(東北関東大震災により記念式典中止) |
